2004年:
築100年程の小さな金沢の町家を改装しました。
家は既に現代的に改装されていましたが、再度古い部分を掘り起こし、他の建物から古い窓やドアを移設しました。
町家での暮らしですが、住人の生活スタイルは昔ながらの日本的なものではないので、椅子の暮らしが合う様に、床は全て板張りに、天井も出来るだけ高くとっています。
元々はお風呂のない建物でした。2階の押し入れ部分を解体し、ベッドルームの一部にバスタブを置いてバスルームとしました。
天井も設けず、開放的なままにしてあります。高い梁から、イギリスのアンティークのシャンデリアを下げています。
和の生活ではないですが、元々の障子の佇まいも素敵な家でしたので、障子紙を取り除き木の桟だけを残して、格子から差し込む光を楽しんでいます。
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