刺繍の家

2014年:町家を住宅に改装

およそ築100年ほどの旧家を改装しました。敷地の中に中庭が2つ配置された大きな家です。
その大きさを活かし、ゆったりとした間取りに大改装を行いました。元々はちいさなお部屋がいくつも並ぶ間取りで、それぞれのお部屋はとても日当たりの悪い状態でしたが、新たに家の中心に吹き抜けを設け、明るく風通しの良い部屋を増やしました。
お料理好きの奥様のために、広い作業台を中心に据えたキッチンを作りました。白い陶器で出来たシンクとモルタルで仕上げたこだわりのキッチンです。多忙で家にいる時間が短いご主人には、少しでも寛いだ時間が持てるように、バスルームの位置を元の位置とは正反対の位置に置き、お庭を眺められるように大移動しました。お庭は夜にはライトアップされ、広い縁側からも季節の移ろいを眺めることが出来ます。また、家でのお仕事の時間には小さな書斎に引きこもる事も出来ます。幅の細い書斎のドアは、イギリスの両開のドアを、子供部屋のドアと半分づつにして使っています。

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